ラジメモ日経+第一

このブログは、ラジオ日経第一が好きすぎる管理人が運営しております。radikoとPodcastを駆使して聴きまくった番組の中から、管理人がオススメする、選りすぐりのワンフレーズをご紹介していきます。

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向き不向きもある!在宅ホスピスについてホスピス専門医がラジオで解説!


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今日のおすすめポイント

  
f:id:buriburimaster2018:20190301173226j:plain:w400:left今回は、在宅ホスピスについてです。人の終末期って、普段は考えたくない部分ですよね。でも、人間であればいつかは訪れるもの。ちゃんと考えておかなければと思いました。10分間の番組ですので、気軽に聞けちゃいます。番組登録オススメです!




  



  
~contents~

  
  

ラジオ本編メモ

  

ホスピス、アメリカと日本の違いは?

  
ホスピスって、皆さんは聞いたことありますか?昨日の放送で、病院のホスピス緩和ケア病棟の先生のお話をご紹介しました。終末期の患者さんのケアを行う医療機関でしたが、昨日の番組の中で、在宅ホスピスとの違いについてもお話があったんですよね。今回は、この在宅ホスピスについて、もう少し詳しくご紹介したいと考えました。1年ほど前の番組でご紹介していましたので、もう一度送りしたいと思います。今日のトピックは、在宅ホスピスです。

今回は、カリフォルニア州でホスピス専門医として、在宅ホスピスをしておられる、デビット福田先生に伺ったお話です。
  
◆福田先生のお話

初めに、アメリカのホスピスについて、少しご説明します。日本と同様、病院に付属のホスピス病棟もありますが、認可を受けている民間ホスピスが数多くあります。民間ホスピスは、病院所属のホスピスのように、独自の病棟を持っている大手もありますが、事務所があるだけの中小ホスピスも数多く存在します。そこに、看護師、ケースワーカー、チャプレン、事務職員等が所属し、在宅のホスピス患者さんたちをお世話しています。在宅といっても、個人の住まい。患者さんご本人、あるいは、親族の方の家だけではなく、老人ホームや、グループホームの入居者も対象となります。かなりの数の患者さんが、グループホームに入居しています。民間ホスピスが増えている背景には、高齢者の増加、医療費の削減の必要性があります。末期の患者さんが、ホスピスケアを受けた場合と、そうでない場合を比較すると、ホスピスケアの方が、政府や保険会社の支出を大分削減できるからです。

  

在宅ホスピスのメリットとデメリットは?

  
それでは、患者さんや家族にとって、在宅にすることのメリットと、デメリットはどのようなものがあるのでしょうか?福田先生にお聞きしました。
  
◆福田先生のお話

メリットとしては、患者さん、あるいはご家族の望む環境、望む形で最後を迎えることができる。患者さんと、ご家族の意見を尊重できる。お金がかからない、これは、政府や保険会社にとっては、入退院を繰り返さないので、節約になります。
  
しかし、患者さんにとっては、介護する人を雇ったり、あるいは、家族の誰かが仕事をコントロールしたりで、かえってお金がかかることもあります。ホスピスの患者さんの方が長生きする。ホスピスケアを受けている患者さんと、受けていない患者さんを比較した統計によると、余命宣告の、平均2倍生きると言われている。などが挙げられます。
  
デメリットとしては、同居の家族の負担は大きい。ただし、これは人を雇うなどの工夫によって軽減可能です。負担は大きいですが、在宅ホスピスでご家族を見送った方は、この選択で良かったと皆さんおっしゃいます。

  

在宅ホスピスが適さないケースがある!?

  
在宅ホスピス、日本ではまだあまり聞かない言葉です。それでは、自宅での在宅ホスピスに適さないケースなどはあるのでしょうか?
  
◆福田先生のお話 

いくつか挙げられると思います。一つ目は、独居の方、あるいは老老介護の方。常に手伝える家族や友人がいる、あるいは、介護する人を雇えるならいいですが、そうでない方は、グループホームや、老人ホームに入居して、在宅ホスピスを受けた方がより快適ではないかと思います。ただし、在宅ホスピスに適さないと周りの人々が考えても、どちらが幸せかは本人の希望によります。
  
二つ目は、家族との関係が悪い患者さん。三つ目に、家族が排泄介助だけはしたくないという場合。四つ目は、家族が、床ずれなど各種のケアがどうしてもできない場合。もちろん、看護師さんが親切に指導はしてくれます。

  
自宅での在宅ホスピスが適さないケースもあるんですね。
  

在宅ホスピスをしている先生はどんな気持ち?

  
それでは、末期の患者さんに接する際に、先生が気をつけていらっしゃることなどはあるのでしょうか?
  
◆福田先生のお話 

最初に、病気だけを見るのではなく、一人の人間としての全体を見るようにしています。次に、やり残したこと、心の重荷、どんなお葬式にして欲しいかなど、患者さんの望みを聞いて、それが叶うように関係者と連携してコーディネートします。
  
長い間、寝たきりで闘病していたおばあさんの最後の望みが、家族でハワイに行きたいでした。とても無理のように思えましたが、関係者の協力を得て、寝台車で、酸素ボンベ他、各種の管をつけてご家族とのハワイ旅行を楽しまれました。その後、ほどなくして亡くなりましたが、ご本人も、介護するご家族も、何の後悔もない旅立ちとなりました。
  
3番目に、痛みのコントロールや、各種の訴えに対応し、患者さんはもちろん、介護しているご家族の生活の質を上げるように配慮します。そして4番目は、その人の信仰や、神様との関係はどうか尋ねます。必要なら牧師につなぎます。宗教に対しては、否定的な患者さんも少しはいましたが、お祈りを断った患者さんは、今まで一人もいませんでした。

  
終末期の患者さんは、体の痛みや苦痛を和らげるだけでなく、心のケアも必要ということですね。人生の最後を看取ることは、色々と辛いこともあるかもしれませんが、それを選んで働かれている福田先生の働き、心から応援したいと思います。それから、日本とアメリカは事情が違うと思いますが、昨日の病院のホスピス、そして今日の在宅ホスピス、いずれも、人生の最後にともに寄り添う素晴らしい働きだと感じました。
  
今日の健康エブリでいかがでしたか番組に対するあなたからのご感想やご希望のトピックなどお待ちしています。

  

無料の健康講座のご案内

  
さて最後に、健康講座のお知らせです。通信制の無料の健康講座『NEW START(ニュースタート)』を、ご希望の方にもれなくお送りいたします。ご希望の方は、ご住所、お名前、そして健康講座希望とご明記のうえ、郵便番241-8501セブンスデイアドベンチスト教会健康エブリデイの係までお申し込みください。WEBページからの受講も可能です。あなたのお申し込みをお待ちしています。
  
健康エブリデイ~心と体の10分サプリ~。この番組はセブンスデー・アドベンチストキリスト教会がお送りいたしました。明日も、あなたとお会いできることを楽しみにしています。それでは皆さん、Have a nice day!
  
  

オンデマンドで聞いてみる

  
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番組&パーソナリティ紹介

  

http://www.radionikkei.jp/kenkoeveryday/files/blog/1614/kenkoeveryday-title.png

【放送日時】

  



  
http://www.radionikkei.jp/personality/images/personality/moritamie2.jpg名 前:森田 美江(もりた みえ)
プロフィール:元セブンスデー・アドベンチスト教団専属アナウンサー。
三育学院短期大学・カレッジ卒業。
「光とともに」「AWR希望の声日本語放送」(国際短波放送)でDJ、アナウンスなどを担当。軽快で明るいトークが人気。結婚に伴い退職。退職後も各種イベントの司会やナレーションなどを担当。<ラジオ日経HPより引用>