ラジメモ日経+第一

このブログは、ラジオ日経第一が好きすぎる管理人が運営しております。radikoとPodcastを駆使して聴きまくった番組の中から、管理人がオススメする、選りすぐりのワンフレーズをご紹介していきます。

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農耕民族である日本人はタンパク質を維持しにくい体になっていた!?健康寿命を延ばすために筋肉は必要!神戸大学客員教授がラジオで解説!


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今日のおすすめポイント

  
f:id:buriburimaster2018:20190311142359j:plain:w400:left今回は、ヒトケミカルという成分についての話題です。超高齢化社会を迎える日本で課題となっているのは、健康寿命を延ばすことです。日本人は、欧米人に比べて介護期間が長いそうです。いかに健康寿命を延ばすかのヒントがこの番組にはあるんじゃないでしょうか。やっぱり筋肉は大事です。筋肉は裏切らないって本当ですね。気になる方は本編も併せてお聞きください。
  
  
  



  
~contents~

  
  

ラジオ本編メモ

  

実はヒトケミカルは20歳を過ぎると減少する!

  

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さぁ、『本当に老けない美容と健康の維持』というものの中で、ヒトケミカルというのは、一体どういう位置を占めてくるのでしょう?
  
ヒトケミカルといいますのは、人の体の中でそもそも作られているものなので、ビタミンとかミネラルみたいに、外から摂らなくても自分の体の中で作られているから、摂取しなくてもいいという見方もできるんですけども、実は、20歳を過ぎた頃から、この人ケミカルの量は減ってくるというところがありまして、外から取らないといけない。それがどこに現れてくるか。ヒトケミカルが、20歳からどんどん作られなくなってくると、人の体を維持するために、最も大事なたんぱくを維持できなくなるというような流れがあるんです。
ですから、私は、20歳からヒトケミカルは積極的に摂っていきましょうというところを言いたくて、この話をさせていただこうと思ってるんです。
  
じゃあ、本来自分が作り上げていて、人の体の中にあるもの、それがヒトケミカル。 で、それが年と共にともに減っていく。それが今話題のフレイルタンパク質、筋肉の低下に繋がっていると。
  
そうです。フレイルタンパク質が人の体から減ることによって、運動機能が低下してしまうということなんですけども、これは、タンパクの減少が原因ですけども、そのタンパクの減少の元となるのがヒトケミカルの減少だと私は思ってまして。その話をしていきたいなと思うんですけども。
  
  

日本人は短命な民族だった。

  

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そういう中で、そもそも日本人は、元々短命な国民だったっていう、最初のタイトルにも関係してくるんですけれども、それはどうゆう理由ですか?
  
そうですね。終戦の年って、平均寿命って50歳に達していなかったんですね、日本人は。で、私が小さい頃っていうのは、同様に、50歳~60歳ぐらいで寿命を迎えるという感覚で私もいましたし。ところが、じわじわと戦後日本人の寿命は延びていきまして、今はもう、世界でも1位、2位を争うぐらい平均寿命が伸びたわけです。当時の終戦直後の頃って、北欧はもう70歳くらいに平均寿命が達していたんですよね。つまり、20歳も開きがあったわけです。その大きな理由って言うのは、やっぱりタンパク質なんです。動物性のタンパク質を摂ってたかどうか。日本人の体質を作り上げてしまったのは、戦前の穀類であるとか、野菜類であるとか、そういったものを中心としていた農耕民族だったっていうところが大きいところがありまして、欧米人っていうのは、70歳を超えていたっていうのは、動物性のタンパク質を食べてたっていうところにあるんですけども、戦後、日本人も同様に肉を食べるようになった。それで寿命は延びたんです。
  
寿命は延びたんですけれども、問題は、健康寿命っていうところを捉えた場合に、確かに、日本は長寿国なんですけども、健康寿命が短いんですね。健康寿命っていうのは、日常生活に制限のない、行きたいところに自由に行くことができて、好きなことができる期間ですよね。ところが、自分で体を自由に動かせない期間っていうのがありまして、介護を受けないといけない期間。これが、男性の場合には 9年ぐらいありまして、女性の場合には、12年から13年あるんですね。この期間をいかに短くするか。つまり、健康寿命をいかに伸ばすかというのが重要なんですけども、ここにはタンパクが絡んでるんです。
  
タンパク質が関係してくる?
  
はい。
  
  

筋肉維持には運動が必要!でもそれだけじゃダメ!

  

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日本人っていうのは、タンパク質がどんどん減っていく民族だと言えるんですね。タンパク質が減るから、運動期間が、能力が下がっていって、結果として歩けなくなっていくというようなことなんですけども。
  
そうなってくると、健康寿命を伸ばすためには、お肉を食べればいいじゃないですか?と単純な私は思うのですが。それじゃなく、ヒトケミカルに注目されている、その背景というのはどういう事でしょうか?
  
はい。筋肉を付けるという操作って、どういうことしたらいいのかっていうことですけども、運動するというのは一つですよね。例えば、歩けば歩いただけ下半身の筋肉は鍛えられるということですけども、本当に歩くだけでいいのかって言うと、それだけではダメで。運動をすることによって、筋肉は消耗していくだけですから、そこに、肉を食べないといけないというところは確かにそうなんですけども、肉を食べても、その肉がきっちりとタンンパクが分解されて、アミノ酸になって、体の中に入っていって、結果としてアミノ酸が再びタンパクに形成されないといけないっていうところなんですけども、それをやっているのは、筋肉細胞であったり、線維芽細胞であったり。いろんな細胞でタンパクって作られてるんですけども、その細胞がじわじわと弱ってくると。その大きな原因が、ヒトケミカルということになるわけなんです。
  
じゃあ、お肉を食べて、筋肉の原料はあったとしても、それをちゃんと、筋肉としてまた体の中で再構築するために必要なのがヒトケミカル。
  
筋肉を作るためには、運動して筋肉を使ってあげないといけない。そうすると、筋肉は減るわけですけども、減ったら、その分を補っていていかないといけない。だからタンパクを取らないといけない。そこにヒトケミカルも一緒に摂れば、ちゃんと筋肉がついていくということになるわけなんです。
  
  

運動するならウォーキングが一番良い!

  

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最も筋肉を維持するために重要な運動っていうのは歩くことだと思います。なぜかと言うと、身体全体の筋肉の内の7割っていうのが、下半身にあるんですね。ですから、歩く事っていうのは、最も筋肉を鍛えるいい方法なんですね。現代人って、電車に乗る、車に乗るっていうところ、どうしても楽な方にいくんですけども、少しでも歩こうと。
  
歩く事っていうのが、まずとっても大切だと。
  
はい。それで、筋肉と基礎代謝っていう言葉があるじゃないですか。基礎代謝っていうのは関連してまして、筋肉があれば基礎代謝もある、基礎代謝が落ちていくっていうのは、筋肉が無くなるからということになるわけです。
  
基礎代謝って、夜寝てる時なんかの、運動してなくて、消化も何もしてないその時に?
  
そうです。ちゃんとエネルギーは消費しているっていうものです。
  
はい。
  
  

食事制限のダイエットは筋肉が無くなるだけ!

  

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例えばダイエットした時って、どこから減っていくんですかね?
  
やはり、脂肪ではなくて、筋肉から減っていくんです。
だから、私は女子大学の客員教授もしてるんですけども、そこの講義でいつも私が言ってるのは、女子大学生に対して、『皆さん、間違ったダイエットは絶対しないでください』と。『食べなければ体重は減ります。これは絶対やめてください』。食事制限で減るのは、脂肪ではなくて筋肉が減るんですね。
例えば、50kgの人がいて、食事制限で3kg痩せようと、で、47kgになった。47kgになって、食事制限っていうのはつらいですから、やっぱり食べようって思って、もうダイエットいいから。で、食べたら50kgに戻ります。でも、戻った時って、元に戻ったと思ってますけども大きな違いがありまして、3kg減ったのは筋肉が減って、それから食事だけで戻したとしたら、3kg増えるのは脂肪が増えるんですね。下げる時には、体を動かしながら体重を減らさないといけない。そうすると、筋肉はきっちりと維持できるからということで、筋肉を増やしながら、体重を減らすことができれば、つまりは、基礎代謝力がつくということになって、体は、寝ている間にでもちゃんとエネルギーを使ってるので、太りにくい体になる。
  
はい。
  
これで、女子大学の講義では、いつも出すスライドがありまして。比較してもらうんですね、ミロのヴィーナスと、パリコレモデルを比較してもらうんですよ。
ほとんどの人は、パリコレモデルが美しいって言うんですね。講義最初に、必ずこの写真を見せまして、私のこの講義が成功するかどうかは、最後に再び聞きますと。どちらが美しいと思いますかって言った時に、最後に、ミロのヴィーナスの方が、女性として美しいんじゃないかと思うようになりましたって言ってもらったら、私は、この講義が成功したと思うんですね。筋肉がちゃんと備わっている、それがやっぱり、最も美しい体だということなんです。
  
  

コラーゲンを摂るだけじゃお肌は綺麗にならない

  

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体の中のタンパク質っていうのを考えていくと、体はタンパク質でできてるわけですけども、筋肉以外に肌が綺麗になる?
  
そうです。肌が綺麗になる。これは、コラーゲンっていうタンパク質が大きく関与してます。コラーゲンって言いますのは、全体のタンパク質の中で、30%をコラーゲンが占めてるんですね。
  
で、皆さん誤解しているのは、例えば、豚の耳はコラーゲンでできている、豚の耳を食べれば、肌がプリプリになるって信じて食べるわけですけども、あれ、タンパクですから、分解されなければ体の中に入らないわけです。ですから、豚の耳を食べたからといって、必ず体の中に入っていくわけではないんです。消化されるっていう事が必要なんです。それまでに、消化酵素は体の中には備わってないので、結果として、プリプリになることはないんです。
  
ですから、コラーゲンそのものではなくて、コラーゲンを細くしたもの。言い方は色々あるんですけども、加水分解コラーゲンっていう言い方であるとか、アミノコラーゲンっていう人もいるし、それから、コラーゲンペプチドっていう言い方をする人もいますけども、つまり、コラーゲン自体は巨大な分子なので、体の中に入らないので、もっと細かくしたものが、サプリメントとかそういったところでは売られてます。
  
そういったコラーゲンペプチドなるものを摂取すると、短いコラーゲンですから、そこから、加水分解をタンパク分解酵素で受けて、体の中に入れることができる。そうすると、線維芽細胞、あるいは、骨芽細胞、いろんな細胞がコラーゲンを作って、それぞれ、骨であるとか、血管であるとか、肌であるとか、そういったところにきっちりとタンパクとして構成する、これがコラーゲンなんです。
  
  

ニュージーランド人は筋肉が豊富!その要因は羊肉にあった!

  

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昔、日本人が、平均寿命50歳代でいた時には、この動物性タンパク質を摂れてなかったということは、肌や、血管や、そういうようなところの材料になるものがいかなかった。だから、脳卒中というのが、世界と比較した時にはすごい多かった。日本人というのは、タンパク質を維持する能力に欠けてると考えてよろしいんでしょうか?
  
そうですね。やっぱり肉を摂って来なかったっていうところが、日本人の体質を作り上げた大きな要因だと思うんですね。ですから、そこに大きく関わってくるところっていうのは、タンパクをいかに維持するかっていうことにあるわけですけども、私は、ここで繰り返し言いたいのは、ヒトケミカルっていうものを摂取しましょうと。ヒトケミカルの、体の中に蓄えている量が、そもそも日本人と他の国の方々に差が出てきているんですね。
  
例えばですね、ニュージーランド人、あちらは全体で400万人、400万人しか人口がないんですよね。そこでも、オールブラックスっていうラグビーチームがあって、世界ナンバーワンですよね。あれ、何故かって言うと、ヒトケミカルのひとつである、Lカルニチン量でみると、日本人とは桁違いに存在しているんですね。何故かって言うと、特にLカルニチンというのは、ヒトケミカルノ一成分ですけども、これは、羊肉の中に含まれてまして。
  
ひつじのお肉。
  
羊の肉をよく食べているから、Lカルニチンがきっちりと備わっているので、それがヒトケミカルとして存在しているので、そこからタンパクも作っている。つまり筋肉があるという事です。同様の事がモンゴルにもあります。モンゴル人も、300万人しかいないにもかかわらず、モンゴルから来た力士が、相撲の世界で横綱になる人が多い。これも、筋肉がちゃんと作られている。よくよく見ると、ヒトケミカルのLカルニチンが、存在量が日本人よりは相当多いことが分かっている。
  
  

長生きする日本人はお肉を食べている!?

  

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ヒトケミカル、Lカルニチンも一つですけども、コエンザイムQ10であるとか、Rαリポ酸であるとか、Lカルニチンが、ちゃんと体の中に入ってるかどうか。肉をきっちりと食べているかっていうところにあるんですけども、その点からすると、特に日本人、高齢になればなるほど、肉を食べたくなくなる。魚食でいいとか、そういうような形で摂りづらくなってしまう。つまり、ヒトケミカルが減っている。ですから、タンパクも減るという流れになってしまうんです。

よくよく考えると、健康寿命の長い、本当に最後の最後までお元気でしたっていうような方々の食生活っていうのは、肉って感じですね。

そうです。100歳を過ぎた高齢者の方々も、肉をすごく食べる人ってよく見かけますけども、そういうことなんですよね。

そうやって考えていくと、まずは、タンパク質を摂りましょう。そして、筋肉を増やすために運動しましょう。そして、今日はLカルニチンについて少し触れていただきましたけれども、そういう筋肉を作り上げるのに必要なヒトケミカルって何よっていうのを、また次週以降、色々教えていただけたらというように思います。

よろしくお願いします。
  
  
  
  

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http://www.radionikkei.jp/kenkounet/190304%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%881.jpg名 前:寺尾 啓二(てらお けいじ)
プロフィール:1986年、京都大学大学院・工学研究科博士課程を修了。ドイツのワッカーケミー社勤務を経て、2002年に株式会社シクロケムを設立。シクロデキストリン=環状オリゴ糖に関する数々の研究成果は、グループの販売会社である株式会社コサナのヒット商品にも活かされており、11年からは株式会社コサナの代表取締役社長も兼任。06年、東京農工大学客員教授。12年4月、神戸大学医学部客員教授。<健康ネットワークHPより引用>
  
  
  
  
  
  
http://www.radionikkei.jp/personality/hori_michiko.jpg名 前:堀 美智子(ほり みちこ)
プロフィール:医薬情報研究所「エス・アイ・シー」医薬情報部門責任者。<ラジオ日経HPより引用>