ラジメモ日経+第一

このブログは、ラジオ日経第一が好きすぎる管理人が運営しております。radikoとPodcastを駆使して聴きまくった番組の中から、管理人がオススメする、選りすぐりのワンフレーズをご紹介していきます。

ラジメモ日経+第一

接種の中止はWHOからも強く非難されている悩ましいHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン接種について小児科医がラジオで詳しく解説!


スポンサーリンク

今日のおすすめポイント

  
f:id:buriburimaster2018:20190321155908j:plain:w400:left今日はHTV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンについてです。
少し前にニュースでその状況を見た記憶がありますが、実際どんなワクチンで、現在はどのような事が分っているのか。改めて専門家の話を聞いてみるのもいいかもしれません。10分間の番組ですので、気軽に聞けちゃいます。気になる方はラジオも一緒どうぞ!!
  
  
  
  



  

  
  
  

ラジオ本編メモ

  

HPVワクチンって一体なんなの?

  
http://www.radionikkei.jp/personality/images/personality/moritamie2.jpg森田さん
  

あなたは、最近予防接種されましたか?一般的なのはインフルエンザワクチンとか、最近では、麻疹(はしか)のワクチン接種の必要性も耳にしますよね。ワクチンの種類は色々あって、その中に『HPVワクチン』というのがあるそうです。このHPVワクチン、あなたは聞いたことあるでしょうか?
  
そこで、今日のトピックは『HPVワクチン』です。今回は、東京衛生病院附属、教会通りクリニック院長、小児科医師の廣田あつし先生のお話をお送りします。

  
  
f:id:buriburimaster2018:20190318233810j:plain:w30:left廣田先生
  

HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンは、HPV感染症を予防するワクチンです。
HPVには、200種類以上の型があることが知られています。ヒトパピローマウイルス感染による病気は様々ですが、その中でも、特に子宮頸がんのほとんどが、HPVの性器感染から発症していると言われています。
  
そして、子宮頸がんの死亡率の91%は、HPV感染症によるとも言われています。感染から癌(がん)になるのは10種類ほど知られていますが、その中でも16型18型が特に多いと言われています。
  
ほとんどのHPV感染は、感染してから2年間以内に自然消失しますが、一部、持続する感染では細胞が変化し、治療しないとやがて癌(がん)になることが知られています。
  
現在、日本では2種類のワクチンが認可されています。どちらのワクチンも3回摂取することで、HPVの持続感染を90%予防できるとされています。この効果は、少なくても5年間は持続するとの結果が出ています。HPVワクチンと定期検診を組み合わせることにより、子宮頸がんによる死亡を減らすことが期待されています。

  
  
http://www.radionikkei.jp/personality/images/personality/moritamie2.jpg森田さん
  

ヒトパピローマウイルス。
200種類以上の型があるということでしたが、このウイルスの感染から癌(がん)になるのは10種類くらいということで、その予防のためのワクチンがHPVワクチンということでした。

  
  
  

ワクチン接種の対象者は?なにに気を付ければいい?

  
http://www.radionikkei.jp/personality/images/personality/moritamie2.jpg森田さん
  

それでは、HPVワクチンはどのような人が対象で、また、何か気をつけることなどはあるのでしょうか。

  
  
f:id:buriburimaster2018:20190318233810j:plain:w30:left廣田先生
  

2010年に、厚生労働省のHPVワクチン公費助成が始まり、2013年度より、中学1年生から高校1年生までを対象に、定期接種になりました。
  
しかし、その直後から、慢性疼痛(まんせいとうつう)などの報告があり、その結果、国からの積極的な接種勧奨が中止されています。
当法人でも、2010年から杉並区が全額助成を行ったこともあり、当初、接種数は伸びていましたが、2013年度以降、接種は激減しています。現在、副反応や有害事象の報告や、報道により、日本におけるHPVワクチン接種は停滞しています。
  
HPVワクチンの副反応として、局所の疼痛(とうつう)、皮膚が赤くなったり、炎症による はれ、また、全身性の疲労、筋肉痛、頭痛、悪心(おしん)、嘔吐、下痢、腹痛などの胃腸症状、そして、関節痛があります。
他の予防接種同様、ショックやアナフィラキシーも報告されています。
  
特に、日本における接種を躊躇させる事象として、摂取後の痙攣、歩行困難、脱力感の報告があります。
これらの事象は、HPVワクチンが原因か否かは色々研究、議論されてきましたが、2014年以降、厚生労働省は『ワクチン接種後にきたした広範の疼痛(とうつう)、または運動障害は、心身の反応により引き起こされた症状が、慢性化したものと考えられる』と結論付けています。
  
また、WHOは、日本だけが接種の勧告を中止していることに関して、日本を名指しで非難し、若い女性が本来なら避けられるはずのHPVの脅威に暴露されている。薄弱な根拠に基づく政策決定は、安全で効果的なワクチンの使用を妨げ、結果として、真の被害を招きうる。』と、厳しい見解を示しています。
  
今一度、HPVワクチン接種の、メリット、デメリットをよく考えてみることが大切です。

  
  
http://www.radionikkei.jp/personality/images/personality/moritamie2.jpg森田さん
  

なんだか難しい話もありましたけれども、まだ色々研究している段階で、今の時点では、HPVワクチンに関して、色々な見解があるということでした。
  
ワクチンを摂取すれば、番組の前半にも出てきていましたけれども、HPVの持続感染、90%予防できるとされているそうですので、これはね、かなりの確率で、その病気のリスクを回避できるということはわかっています。
  
けれども、日本では、色々な副作用の報告があったので、国を挙げて進めることは、現在はしていないということでした。
  
こういう事って、他にもあるかもしれないですね。何かをすればリスクを回避できることは分かっているけれど、副作用や危険性も指摘されていて、その危険性が勝ってしまって、結局、認可されなかったり普及しなかったりする。
どちらを、また、何を選ぶか。これは難しいところだと思います。
  
HPVの持続感染を避けるため、ワクチンを受けるかどうか。かかりつけのお医者さんで、メリットとデメリットを相談しながら決めていきたいなあと私は思いました。

  
  
  

番組、その他情報

  
◆番組について

  
◆radikoタイムフリーで聞いてみる→こちら

  • 1週間を過ぎると聴取できなくなります
  • スマートフォンご利用の場合は専用アプリが必要です

  
◆ラジオ日経オンデマンドで聞いてみる→こちら

  • ラジオ日経番組ホームページで公開されています

  
◆その他